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リモート添い寝ウェアラブルデバイス「Pillow Talk」--離れた恋人の鼓動を耳元で

 遠距離恋愛や単身赴任などのせいで、愛する人と遠く離れて暮らすことを強いられる人は多い。仕事に追われる昼間は気にならなくても、寝ようとベッドに入ると心細さに押しつぶされそうになり、枕を涙で濡らしてしまう。

 そんな日々のさみしさも、遠く離れた恋人の鼓動を耳元で聞きながら眠れるウェアラブルデバイス「Pillow Talk」で軽減できる。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中だ。


リモート添い寝ウェアラブルデバイス(出典:Kickstarter)

 Pillow Talkは、腕にはめる脈拍センサと、枕の下に置くスピーカ、連携用スマートフォンアプリで構成されるシステム。センサで検出した脈拍データをBluetoothでスマートフォンに送り、アプリがインターネット経由で恋人のアプリへ転送し、恋人が使っているスピーカを鳴らす。2人で使えば、離れていてもお互いに隣で寝ているかのような鼓動を感じられる。


地球の裏側にいても鼓動が聞ける(出典:Kickstarter)

 パートナーの鼓動のようすは、アプリ上のアニメーションでも見られる。鼓動の音は、スマートフォンにイヤホンを接続しても聞ける。


鼓動は目でも見られる(出典:Kickstarter)

 Pillow Talkは、相手の鼓動を聞いて落ち着くだけでなく、単調な音を聞き続けることでスムーズに入眠する効果も期待できる。恋人のほか、赤ちゃんに母親の鼓動を聞かせて安心させる使い方もよいだろう。

 Kickstarterでの支援受付期間は日本時間12月11日まで。目標金額の7万5000ポンドに対し、記事執筆時点(日本時間11月11日13時)で約2万ポンドの資金を集めている。

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