US-CERT、「QuickTime」を「Windows」PCから削除するよう勧告

Steven Musil (CNET News) 翻訳校正: 編集部2016年04月15日 12時45分

 もし、Appleの「QuickTime」ビデオプレーヤを「Windows」PC上で使用しているなら、削除した方が良いかもしれない。これは、Windows版QuickTimeに2件の新しいバグが発見されたのを受け、米国土安全保障省のコンピュータ緊急事態対策チーム(US-CERT)が勧告していることだ。

 セキュリティソフトウェア企業TrendMicroは、同社が発見したこれらのバグを重要と分類しており、理由として、ユーザーが感染ファイルを開くまたは悪意あるサイトを訪問した場合にコンピュータへの攻撃を開始するのに使われる可能性があることを挙げている。TrendMicroは、Appleが同製品のサポートを終了することを伝えており、そのことから、US-CERTは米国時間4月14日、未対応のバグによって、ウイルスやマルウェアへの脆弱性が高まる状況にユーザーが置かれることになると勧告で述べた

 勧告は「唯一の利用可能な緩和策は、Windows版QuickTimeを削除することだ」と述べている。一方、Macコンピュータはこのバグの影響を受けないことを同勧告は明らかにしている。

 米CNETは、Appleにこの勧告についてコメントを求めているが、得られていない。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]