Androidアプリレビュー

訪問先のデータを取り込んで整理し、地図上で表示できるアプリ「MapMark」

アプリ名:MapMark
バージョン:1.4.0
金額:無料(2016年7月23日時点)
カテゴリ:旅行&地域
開発:富士通
使用端末:Nexus 6P
おすすめ度:★★★★☆

 「MapMark」は、お気に入りの訪問先を登録し、持ち歩けるアプリだ。もともとは行きたい飲食店や観光スポットを登録することを前提としたアプリだが、販売店や取引先などの訪問先データを登録しておき、ルートマップを表示する用途でも利用できる。

 訪問先を登録するには、例えば会社案内ページなど、その訪問先について記されたウェブページを表示した状態で、共有メニューを開いて本アプリを選ぶ。これにより、ウェブページ上に記された社名や住所、電話番号などの情報が自動的に取り込まれ、マイスポットとして保存される仕組みだ。感覚としてはスクラップするのに近い。

  • 訪問先の所在地が書かれたウェブページを開いた状態で、共有メニューを選択する

  • 共有の選択肢から「+MapMark」を選ぶ

  • タイトルや住所、電話番号がマイスポットとして取り込まれる。うまく取り込めなかった情報は適宜この画面で修正する

 住所や電話番号などの自動取り込みは、ウェブページ上に複数の住所や電話番号がある場合を除けば、たいていは何の修正も施すことなく取り込めるので、手動で転記する手間がかからない。単にブックマークするのと違い、情報が整理された状態で保存されるので、電話番号をタップして電話をかけたり、住所をもとにルートマップを表示できるようになるのも強みだ。メモ欄に担当者名などの情報を書き込むこともできる。

 このほか、複数のマイスポットを連続して訪れるルートを作成するルートプラン機能も用意されており、1日の予定を作成するのに役立つ。これ以外の使い方として、訪問先の近くにある飲食店やカフェを整理して保存しておいたり、会社の歓送迎会で使う会場をまとめておくのもよいだろう。ユーザ登録を行うことでクラウドを通じて他のAndroid端末やiOS端末、PCでも参照できるようになるのも利点だ。

  • 登録完了。URLも含めて正常に取り込まれた。TELをタップすれば電話をかけることもできる

  • マイスポットの一覧。これはタイル状に表示したところ。タップすると詳細画面が開く

  • マイスポット一覧は地図上で表示することもできる。ルートマップを表示したり、複数の訪問先を巡るルートプランを作成することもできる

 ビジネス用途で使う場合にややネックとなるのは、飲食店を中心としたおすすめスポット約1万件がプリセットされており、これらは削除できないこと。これらが意図せず表示されて使いづらい場合は、ジャンルごとに表示・非表示を切り替えるフィルター機能があるので、これらを活用するとよいだろう。

>>「MapMark」のダウンロードはこちらから

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