Pebble、ファームウェアとモバイルアプリを4.0にアップデート--視認性向上で素早い操作が可能に

Matthew Miller (CNET News) 翻訳校正: 湯本牧子 高森郁哉 (ガリレオ) 編集部2016年08月31日 11時29分

 「Kickstarter」における多くの「Pebble Time 2」支援者が、数カ月後に予定されているこの新型スマートウォッチの登場を心待ちにするなか、Pebble Technologyは、ファームウェアおよびスマートフォン向けアプリのメジャーアップデートを発表した。これにより、現在の「Pebble Time」「Pebble Time Steel」「Pebble Time Round」の各デバイスは、バージョン4.0にアップデートされる。


提供:Pebble

 Pebbleによると、主な新機能や改良点には以下が含まれるという。

  • タイムラインのアップデート:新しい「Quick View」機能を使うと、ユーザーは当日の次の予定を文字盤ですぐに確認できる。文字盤を強く押すと、現在の予定が表示される。
  • アプリ情報の先読み:アプリを開くことなく、アプリの情報を表示できる。
  • 4つのボタンでクイック起動:Pebbleのカスタマイズ性が向上した。各ボタンにお気に入りのアプリを割り当てて、より素早くアクセスできる。
  • 「Health App」のデザイン刷新:新しいアプリはシンプルさと視認性に注力し、装着者のヘルス関連活動をまとめた週次チャートを再導入している。Pebbleユーザーは、「Up」ボタンを押すことでHealth Appにアクセスし、歩数および睡眠に関するデータへより早くアクセスできるようになった。
  • メール操作:「iOS」ユーザーは、「Inbox」「Gmail」「Mail」の各アプリを通じて、ウォッチ上の通知から直接、Gmailのメール返信、削除、アーカイブが可能になる。

 「Pebble Health」の進化はめざましく、4.0でのユーザビリティの向上は素晴らしいものに見える。

 スマートフォン関連のアップデートは、特に「iOS」ユーザーにとって歓迎すべきものだ。なぜなら、以前より「Android」ユーザーが利用していた「Email Actions」機能をiOSユーザーも利用できるようになるからだ。アップデートにより、iOSユーザーは「Gmail」アカウントから受信した電子メールについて、削除、アーカイブ、既読化、全員に返信、スター付与を行えるようになった。PebbleユーザーはiOSの「Message」に返信することもできる。

 「Pebble Firmware 4.0」は「Pebble Time」「Pebble Time Steel」「Pebble Time Round」、今後登場する2016年のPebbleラインアップ(「Pebble 2」と「Time 2」)をサポートする。「Pebble Classic」と「Pebble Steel」に関しては、バージョン3.12.2が今でも最新ファームウェアだ。iPhone版とAndroid版のPebbleアプリ群は、3.12以降のファームウェアを搭載するすべてのPebbleスマートウォッチで利用できる。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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