TSUTAYA、モバイルバッテリのレンタル開始--シェアリングサービス「ChargeSPOT Stand」導入

2018年10月26日 15時54分

加納恵 (編集部)

 スマートフォンの電池切れを心配しなくてもいい日が来るかもしれない。TSUTAYAは10月25日、モバイルバッテリのシェアリングサービスを都内、神奈川県の7店舗でスタートした。INFORICHが提供する「ChargeSPOT Stand」を設置し、モバイルバッテリをレンタルする。

 ChargeSPOT Standは、自動販売機のような筐体でモバイルバッテリを借りられるシェアリングサービス。INFORICHが4月に開始した。専用アプリ「ChargeSpot」ダウンロードしてアカウントを設定後、設置場所をアプリで検索。筐体からQRコードを読み取り、筐体の横から出てきたモバイルバッテリを端末にセットし、持ち歩きながら充電ができる仕組み。初回利用時には、端末保証代金として2139円(税込)が必要になり、48時間以内に返却されなければ返金はされない。使用利用料金は最初の1時間が108円、1時間以降から48時間以内までは追加108円になる。


「TSUTAYA 赤坂店」に設置された「ChargeSPOT Stand」

アプリはグーグルマップと連動しており、地図上に「ChargeSPOT Stand」の位置が表示される

QRコードを読み取ると、モバイルバッテリが出てくる

 TSUTAYAのほか、ローソン、東急百貨店本店、伊勢丹新宿店、東急ハンズ渋谷店など、東京都渋谷区を中心に60カ所以上に設置しているとのこと。借りた場所に関係なく、ChargeSPOT Standに空きがあれば、どこでも返却が可能だ。決済はクレジットカードを使用。将来的には、携帯キャリア決済なども検討しているという。

 TSUTAYAでは、「SHIBUYA TSUTAYA」「TSUTAYA BOOK APARTMENT」「TSUTAYA 三軒茶屋店」「TSUTAYA 馬事公苑店」「TSUTAYA 赤坂店」「TSUTAYA 横浜みなとみらい店」「TSUTAYA はまりん横浜駅店」を皮切りに、11月末までに首都圏のTSUTAYAを中心に58店舗でサービスを展開する予定。将来的には首都圏エリア全店の設置を目指す。

 ビジネスパーソンが多く集まる、駅近くの店舗から導入を進めることで、「打ち合わせ前にモバイルバッテリを借り、打ち合わせ中に充電、返却してから次の打ち合わせに向かうなど、外出の多いビジネスパーソンに便利に使ってもらいたい。モバイルバッテリを持ち歩いている人も多いが、モバイルバッテリ自体の充電が切れていたり、その都度購入して複数個持っていたりと、スマートに使えないケースも多い。レンタルを活用すれば、荷物を抑え、安心してスマートフォンを持ち歩けるようになる」と首都圏TSUTAYA 首都圏経営企画室の千葉愛涼氏は、使用シーンを想定する。

 INFORICHでは交通量が多く、公共性が高く、17時以降でも開いている場所を中心にChargeSPOT Standの導入を進めており、2018年中に日本国内で7000カ所のスポットを開設する予定。すでに香港で500カ所に設置しており、今後はタイ、マレーシアへの導入を計画している。導入先であれば、日本で借りて香港で返却するといった使い方も可能だ。

 モバイルバッテリの電池容量は約5000mAhで、スマートフォン約2回分の充電が可能。電池にはLightning、Micro USB、USB Type-C接続ができる3つのケーブルが付いており、それらを接続して使用するためケーブルも不要だ。

 ChargeSPOTは、大、中、小の3種類を用意し、TSUTAYAでは設置場所によって導入するサイズを変更していくとのこと。いずれもデジタルサイネージを備え、使い方などの動画を流すことで認知を広げていくとしている。


モバイルバッテリ。電池容量は約5000mAh

Lightning、Micro USB、USB Type-C接続ができる3つのケーブルを付属

返却時は空いているポートに差し込む

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。