「シェアリングエコノミー」を実践する10の海外スタートアップ

2014年10月11日 10時00分

「シェアリングエコノミー」を実践する10の海外スタートアップ
CNET Japanの編集記者が日々の取材や暮らしの中で気になったサービスやユニークなガジェット、驚きの技術、ウェブで話題のトピックなどを、独自の視点で紹介していく連載「編集記者のアンテナ」。第6回は、海外で急速に拡大しており、日本でも注目を集めつつある「シェアリングエコノミー」を実践する海外のスタートアップを写真で紹介する。
Lyndsey Gilpin (TechRepublic) 翻訳校正: 編集部
  • 提供:Skillshare
     CNET Japanの編集記者が日々の取材や暮らしの中で気になったサービスやユニークなガジェット、驚きの技術、ウェブで話題のトピックなどを、独自の視点で紹介していく連載「編集記者のアンテナ」。第6回は、「シェアリングエコノミー」を実践する海外のスタートアップを写真で紹介する。海外で急速に拡大しており、日本でも、空き部屋シェアサイトのAirbnbやオンライン配車のUberなどがサービスを展開するなど注目を集めつつある概念だ。

    Skillshare:オンライン学習コミュニティー

     Skillshareのサイトでは、月額9.95ドルで、ビジネスやデザイン、ファッション、写真、ビデオなど多数のオンラインコースを受講できる。また、登録画面で必要事項を入力するだけで、クラスを開講して教えることができる。
  • 提供:Getaround
    Getaround:カーシェアリング

     スマートフォンでサインアップすれば、アプリで借りたい車を検索して、時間または日単位でレンタルできる。あるいは、使っていない車を貸し出して、収入を得ることもできる。すべてのレンタルには、保険と年中無休24時間体制のロードサイドアシスタンスが含まれている。同社は、車の数、交通渋滞、汚染の少ない世界を心に描いており、Getaroundの車1台で、道路から10台分の車を取り除けるとしている。現在、米国の複数の都市で利用されている。
  • 提供:TimeBanks USA
    TimeBank:タイムバンキング

     TimeBanks USAが展開するTimeBankは、サービス開始が1995年と古参だが、シェアリングエコノミー企業に対する新しい見方を示す。TimeBankは、1つの親切な行いが次から次へと他人に受け渡される「恩送り」の考えに基づいて構築されている。誰かのために何かをすれば、タイムクレジットを獲得することができ、タイムクレジットを持っている人は、それを使って他の人からサービスを受けることができる。その「何か」に制限はなく、ガーデニングから子どもの世話、歯科治療、家の修繕にいたるまで可能性は無限大だ。
  • 提供:Open Shed
    Open Shed:オンラインPtoPレンタルプラットフォーム

     Open Shedは、オーストラリアを拠点とする共有型消費企業だ。ユーザーは、同社サービスのウェブサイトで道具や電化製品、キャンプ用品などを検索し、他のユーザーから購入したり借りたりできる。たとえば、あるプロジェクタを1日20ドルもしくは1週間50ドルでレンタルするといったことが可能だ。多くの場合1度だけ、あるいは特別な状況下だけでしか必要にならない道具を利用できるようにするという新しいアイデアだ。
  • 提供:PivotDesk
    PivotDesk:オフィスシェアリング

     PivotDeskは、事務所スペースを見つけて共有できるマーケットプレースだ。小規模な新興企業やチーム向けに作られており、1カ月単位の契約で使えるスペースを見つけることができる。オフィスの賃貸にかかる手間やコストを解消することが狙いだ。スペースは、10を超える都市で利用できる。また、ニューヨーク市といった大型都市で特定のエリアを選択することもできる。
  • 提供:myTurn
    myTurn:組織のためのシェアリング・レンタルプラットフォーム

     myTurnは、組織や人々が資産を簡単に賃貸、共有、管理できるようにする公益法人(PBC)だ。耐久消費財や修復可能な製品の利用を促進し、過剰消費や無駄を減らすことで、環境や社会に対して良い影響をもたらす。ほかの組織で使われていない製品やツール、オフィスの備品などを探すことができるマーケットプレイスを提供している。企業や大学などの団体は、在庫をクラウドプラットフォームにアップロードし、オンラインの予約やレンタルを簡単にリアルタイムで管理できる。これまで倉庫でほこりをかぶっていたような設備を十分に活用できる。
  • 提供:PiggyBee
    PiggyBee:旅行者によるクラウドソース型配送サービス

     PiggyBeeは、旅行者と、同じ目的地に物を送りたい人とをつなぐクラウドソース型の配送サービスだ。送りたい物があるユーザーは、送る物や旅行者に提供するリワード(空港までの送迎や食事、イベント、市内観光など)をPiggyBeeのサイトに投稿する。旅行者は、受けたいリワードと行きたい場所を投稿する。
  • 提供:Vayable
    Vayable:独自の旅行ツアー作成および予約プラットフォーム

     Vayableは、旅行体験の再定義を目的にしている。「Vayable Insider」として登録している現地の個人ガイドが独自のツアーを作り、旅行者とつながって、ユニークな旅行の体験を提供するプラットフォームだ。Vayable Insiderとして登録しているのは、ジャーナリストからミュージシャン、ツアーガイド、平和部隊のボランティア、学生まで多岐にわたる。
  • 提供:EatWith
    EatWith:世界の家庭食体験コミュニティー

     EatWithは、世界中の家庭でゲストを食事に招待できるグローバルなコミュニティーだ。ゲストは、食事を提供する現地のホストを検索して、あらかじめ特定の日時を予約し、ホストに連絡を取り、食事を依頼することができる。たとえば、ケープタウンのあるホストは、「フランスのカントリー風ディナー」を1人34ドルで提供しており、3種類のメニューを選択できるようにしている。現在のところ、主に欧州で利用されているが、徐々に拡大しつつある。
  • 提供:CasaVersa
    CasaVersa:ホームエクスチェンジサービス

     CasaVersaを利用すれば、休暇中に家を交換できる相手を世界中から検索できる。自身のアカウントで自宅を登録した後、旅行先や旅行日などを選択し、交換先の家を検索する。交換したい家が見つかれば、相手に連絡を取り、交換が決まればCasaVersaのサイトから交換を申し込む。支払いは、交換が終わる頃に発生する。料金はサービスの利用回数が増えるほど安くなり、最終的には無料となる。ホテル代などのコストを節約できることや、場合によっては交換先の相手と友人関係を築けることなどがこのサービスの利点だ。CasaVersaは、規模こそ小さいが人気を得つつあり、こういった企業がAirbnbに代わるものとして台頭してきている。