Androidアプリレビュー

スマホ依存度をスコア化して使いすぎを警告してくれるアプリ「BreakFree」

アプリ名: BreakFree
金額:無料(2015年6月28日時点)
カテゴリ:仕事効率化
開発:Mobifolio
使用端末:Xperia Z3 Compact
おすすめ度:★★★★☆

 「BreakFree」は、スマホ依存を警告し、利用時間を減少させるためのアプリだ。スマホの利用履歴をもとにした依存度をスコアで表示するほか、スケジュール設定によるネット接続や通話の禁止といった機能を備えており、ユーザにスマホの使い過ぎを自覚させるとともに、接続そのものをブロックしてくれる。

 本アプリの機能は大きく分けて2つある。ひとつは、スマホの利用履歴をもとにスマホ依存度をスコアで表示し、使い過ぎであることをユーザに自覚させる機能だ。アプリを起動すると表示されるダッシュボードには僧侶風のマスコットキャラクター「サト」が常駐しており、彼からのアドバイスとして画面に表示される仕組みだ。

  • ホーム画面。僧侶風のマスコットキャラクター「サト」がさまざまなアドバイスをくれる。メニュー類はほぼすべてが日本語化されているが、なかには日本語の表現が怪しいところも

  • 利用履歴をもとにスマホ依存度を警告する。依存スコアが70以上はレッド、40以下はグリーン、その間だとイエローで表される。しきい値は固定されているようだ

  • ダッシュボード下部からは週または月ごとの統計も見られる

 ダッシュボードではアンロックの回数、累積時間に加えて、当日、過去1週間、過去1カ月の利用時間がグラフで表示され、どのくらいスマホを利用しているかが一目で分かる。このほか、ロックを解除するたびにポップアップで注意を促したり、一定の時間を超えるとポップアップで警告するなど、ユーザにスマホの使い過ぎを自覚させるための、あの手この手の機能が備わっている。

 もっとも、こうした警告を繰り返すだけでは、そう簡単にスマホ依存を解消できるものではないだろう。こうした場合のために本アプリには、インターネット接続や電話着信をスケジュール設定によって遮断する機能も用意されている。警告だけで効果がなければ、実力で阻止するというわけだ。特定のアプリを監視対象から除外することもできるので、業務で使っているアプリだけを省くといった設定も容易だ。

  • 通知の無効化のほか、インターネット接続および着信の遮断といった機能を備える

  • スケジュール設定に対応するので、指定した曜日や時間帯のみ接続を遮断するなどの設定が可能だ

  • 特定のアプリを監視対象から除外することもできる

 アプリは完全ではないものの日本語化されており、英語などが苦手でも問題なく利用できる。いっぽう、設定によってはかなり頻繁に視界に割り込んでくるほか、人によっては独特の味わいのマスコットキャラクターが合わないケースもありそうだ。これらが違和感なく使えるようであれば、複数スケジュールの作成や通話状況の確認などに対応した有料版も試してみたいところだ。

  • 使いすぎるとポップアップを表示する機能も備える

  • スマホのロックを解除するたびに警告を出す機能も備える

>>「BreakFree」のダウンロードはこちらから

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