ベライゾンがドローン向けデータプランを強化へ、管理ツールのSkywardを買収

Larry Dignan (ZDNET.com) 翻訳校正: 矢倉美登里 吉武稔夫 (ガリレオ)2017年02月17日 12時41分

 米通信大手のVerizonは、ドローン管理を専門とする新興企業Skywardを買収したと発表した。


Skywardのドローン運用ツール

 今回の買収により、Verizonのモノのインターネット(IoT)関連ポートフォリオに、ドローン運用ツールが加わる。同社はこれまで、法人向けIoTツールに投資し、2016年のIoT事業の売上高は、前年比35%増の9億6400万ドルだった。

  • Skywardの技術は、ドローン運用の管理や安全性の強化、経費削減に利用されている。具体的に言うと、同社のソフトウェアには、以下の機能がある。
  • 飛行の追跡、飛行時間、訓練、ライセンス、書類の管理。
  • 飛行日誌、保険証券、規制当局による承認、サービス契約の記録システム。
  • スケジューリング、事故、位置、バッテリ持続時間、ファームウェアのアップデートなどの維持管理。
  • 国際運用のための標準的な処理。

提供:ZDNet

 Skywardは、ドローン編隊運用業者やドローン運用業者などを対象とするBusinessプランでは、1カ月あたり250ドルを1年分一括払いで請求している。このサブスクリプションは1つのチームが対象で、飛行記録の一括アップロードや、モバイルアプリへの日誌の記録など、多くの機能がある。Enterpriseプランは3チームが対象で、カスタムレポートの作成機能付きだが、料金設定は様々だ。

 Verizonは、Skywardの専門知識を、無線ドローンをネットワークに接続する「Airborne LTE Operations」(ALO)サービスに活用する計画だ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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