「Windows 10」の機能アップデート、3月と9月の年2回リリースへ

Mary Jo Foley (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部2017年04月21日 11時10分

 これまでは、「Windows 10」や「Office」の次期機能アップグレードの時期を予想することも、ITプロフェッショナルの仕事の1つだった。しかし2017年9月からは、もっと予想しやすくなる。

 米国時間4月20日、Microsoftは今後、Windows 10とOffice 365 ProPlusの機能アップデートを、毎年3月と9月の2回提供すると発表した

 Windows 10の次期機能アップデート「Redstone 3」は2017年9月にリリースされることになる(これまで、「Redstone 3」のリリース時期については「2017年秋」という情報しかなかった)。この情報に基づくと、「Redstone 4」は2018年3月に提供されるだろう。

 Microsoftは従来、Windows 10の機能アップデートを、1年に2回から3回提供する計画だと説明していた(2016年には、「Windows 10 Anniversary Update」だけしか提供されなかった)。「System Center Configuration Manager」のアップデートも、この年間2回の新しいアップデートサイクルに合わせたものになる。

 また同社は、これまでOffice 365 ProPlusに年間3回の機能アップグレードを提供してきた。Office 365 ProPlusのアップグレードも、今後は年に2回になる(Microsoftはこれまで、毎月の更新プログラムを通して定期的にOffice 365に対する新機能を追加していた)。Windows 10とOffice 365 ProPlusの機能アップデートに対するサポート期間は18カ月となる。

 Office 365のマーケティング担当コーポレートバイスプレジデントRon Markezich氏は、今回アップデートサイクルの変更を行ったのは、予測可能性を向上させるためであるのと同時に、「Office Pro PlusとWindows 10は、合わせて導入されていることが多い」ためだという。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]