トヨタやドコモ、“コネクテッドカー”の基盤作りを進めるコンソーシアム創設

 NTTドコモ、インテル コーポレーション、エリクソン、デンソー、トヨタ自動車、トヨタIT開発センター、日本電信電話は8月10日、自動車ビッグデータ向けネットワーク基盤のコンソーシアム「Automotive Edge Computing Consortium(オートモーティブ・エッジ・コンピューティング・コンソーシアム)」の創設に向けた活動を開始すると発表した。

 このコンソーシアムでは、インテリジェントな車両制御、リアルタイムデータを用いた地図生成、クラウドコンピューティングによる運転支援など、今後コネクテッドカーの実現に向け必要となるさまざまなサービスを支える基盤づくりを推進する。

 具体的には、エッジ・コンピューティングやより効率的なネットワーク構成技術などを活用することで、自動車とクラウド間のビッグデータの大容量通信と計算処理に重点的に取り組む。また、主に自動車への搭載を想定した、モバイル機器の新しいユースケースの開発とその要件の定義を行い、関連する標準化団体、業界コンソーシアム、ソリューションプロバイダとの連携に活用していくという。さらに、最も効率的な分散・階層型コンピューティングの研究も推進するとしている。

 創設メンバーは、今後数カ月間にわたって、グローバルに参加企業、研究機関を募りながら、同コンソーシアムを拡大するという。

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