最新技術を活用した展示、10周年のお祝いも--初音ミク「マジカルミライ 2017」

 会場となった幕張メッセ。企画展を国際展示場の1、2ホールで、ライブを3ホールで開催した。

 会場となった幕張メッセ。企画展を国際展示場の1、2ホールで、ライブを3ホールで開催した。

 9月1日から3日までの3日間、幕張メッセにて初音ミク「マジカルミライ 2017」が開催されている。

 このイベントは、クリプトン・フューチャー・メディアが開発した歌声合成ソフトであり、バーチャル・シンガーとしても展開している「初音ミク」のライブと企画展を併催したイベント。2013年から毎年開催され、今年で5回目となっている。

 企画展では、初音ミクにまつわるさまざまな展示物が掲出されているほか、企業ブースによる出展、グッズ販売やワークショップなども行われ、にぎわいを見せていた。特にAR(拡張現実)を活用し、専用のスマートフォンをかざすと初音ミクが画面上に登場。一緒に展示を楽しめる「ミク☆さんぽ」など、最新技術を活用する展示もあった。

 また8月31日に初音ミクのリリースから10周年を迎えたこともあり、オープニングセレモニーとしてテープカットを実施。初音ミクのキャラクターボイスを務める藤田咲さんや、千葉市の市長を務める熊谷俊人氏、“ミクダヨー”らが出席し、イベントに華を添えた。

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